最近、地域や職場、家庭や学校などで、「人とのかかわり」が希薄になってきたと言われます。隣近所の方の顔をしらない、職場で隣の人にメールを送る、家族の会話がない、学校で子どもを叱らないなど、「人とのかかわりの薄さ」を感じることが多くなってきています。

 そして「人とのかかわり」が希薄になると私たちは、幸せでいることが難しくなります。家庭や地域でかかわりがないと寂しいですし、職場でかかわりがないと自分が機械になったように感じます。学校でかかわってくれないことはいじめです。人として成長することもできません。

 確かに「人とのかかわり」には難しい側面があります。自分が傷ついたり、相手を傷つけたり、葛藤が起きることもあります。また自分が受け容れられず、落ち込むこともあります。しかしわたしたちは「人とのかかわり」なしに、豊かに幸せに生きることは難しいのです。

 つまり私たちはかかわりのよい面、悪い面の体験を通じて、互いを尊重しながら共に生きることを学んでいく必要があります。でもこうした学びのためには、「かかわり方を学ぶ場」が必要です。このラボラトリー(実験室)方式の学び場は、こうした「かかわり方の学び方」を身につけていくための場です。

 こうした学び場は、共に生きることのできる「人とのかかわり」を生み出していくことを望んでおられる皆様と一緒になってはじめて作り上げていけるものです。どうぞこの学び場にご参加下さり、またお知り合いにお伝えいただくことで、こうした学び場づくりにご協力を頂ければと願っています。

 かかわり方の学び方講座の詳細、お申し込みはこちらから
 http://www.maholo-ba.jp/