昨日は、産業創造館の専門家派遣〜コンサル出前一丁の枠組みで、ある会社に対してのチーム経営の導入を支援する最終回でした。
このパックによる支援のねらいは
1、知恵とチカラをあわせる場(風土)を作るスキル」、そして「みなで意見を出し合い課題を発見し解決するスキル」(ファシリテーションスキル)の養成
2、知恵とチカラをあわせチームで課題解決を行う「場(会議)」の立ち上げ・運営支援
でした。
この支援(パック)の内容として、初めはスキル習得という研修的要素が強い内容からスタートし、徐々にそのスキルを使って実際の課題解決に取り組んでいくというコンセプトで、
第1回 2010/10/05 準備 専務さんとのビジョン共有
第2回 2010/10/11 知恵とチカラをあわせる場を作るスキル研修
第3回 2010/11/03 全員参加の会議の仕方を学び、会議ルールを作る
第4回 2010/11/23 日常業務の課題を会議で解決しつつ、全員参加を実現する 会議の仕方を学ぶ(1)
第5回 2010/12/13 日常業務の課題を会議で解決しつつ、全員参加を実現する 会議の仕方を学ぶ(2)〜自分たちで会議を準備し回す態勢づくり?
第6回 2011/01/10 日常業務の課題を会議で解決しつつ、全員参加を実現する 会議の仕方を学ぶ(3)〜自分たちで会議を準備し回す態勢づくり?
で行いました。
昨日ですべての支援を終えましたが、課題を全員で取り組むことができていることから、知恵とチカラをあわせチームで課題解決を行う「場(会議)」の立ち上げはうまくいっているように感じられています。
またメンバー自身で一定程度、会議の設計・準備・進行、会議メモ作成(書記)などの役割を担えていることから、「みなで意見を出し合い課題を発見し解決するスキル」の習得も基礎的には達成できたのではと感じています。
これはメンバーの能動的な参加があって初めて可能になっているもので、「社員が自分で考え、動く自主性・能動性の養成」が生まれていると言えると思っています。また「専務の業務上の負担軽減」という現実の課題も解決の方向性が見えてきており、このねらいも一定程度達成できてきているのではと感じています。
無事プロジェクトを終えることができよかったなあと思っています。