さて今日は、24日の長尾文雄さんのワークショップと講演へのお誘いです。

 チーム経営の基盤となるファシリテーションがTグループから出ていることは何度かお話をしましたが、長尾先生はTグループがアメリカから入ってきてすぐの時期(もう数十年前です)から携わってこられました。

 このTグループを基盤にいのちの電話の活動や、大学での自己の発見講座、アサーショントレーニングなどのファシリテーターとして活躍されてきました。
また対人援助に携わる多くの人のメンターとしても活躍されています。私などは本当に長い間にわたってお世話になってきました。

 今回は長尾先生の大事にされる「共感」をキーワードに職場の人間関係づくりについて考えます。

 先生も70歳を迎えられ、この機会にきちんと話を聴くことができることを嬉しく思っています。

 ぜひこの機会をお見逃しないよう、ご参加いただければと思います。

<以下ご案内>

人と人とをつなぐ『共感する力』
〜長尾文雄氏(元「関西いのちの電話」事務局長)のワークショップと講演〜
  
「共感」から始まる職場の人間関係づくり

経営をめぐる環境が大きく変化するなか、多くの職場では競争と責任の重圧のなかで、孤立し、苦しみ、精神的に追い込まれる人が絶えません。良い組織風土をつくるためには、役割や組織の壁にとらわれることなく、互いにつながりあい、みんなの知恵と力をあわせて目標に向かっていける関係性づくりが求められます。
そのために必要なことが、「共感する力」です。互いに共感することが、孤立を無くし、職場のなかの信頼関係づくりを促します。
このワークショップと講演会では、「共感する力」に焦点をあてて、組織風土づくりについての、大切なヒントを学んでいただきたいと思います。

第1部:ワークショップ(15時〜18時)

「自分にふさわしい関わり方を探る」

第1部のワークショップでは、ラボラトリー方式の体験学習法をつかって、職場における自分の対人関係をふりかえり、自分にふさわしい関係性はどのようなものかを探ってみたいと思います。
自己理解を深めたり、対人関係についてふりかえります。
自分にふさわしい“楽なつきあい方”を見つけて、職場の人間関係づくりに活用いただきたいと思います。
    
第2部:講演 (19時〜20時30分)

「人と人とをつなぐ『共感する力』」
共感は、相手と苦しみをわかちあうこと。共感によって人と人とがつながっていることが、孤立を避け、職場の信頼関係づくりを助長します。
共感にもとづく職場の関係性づくりや職場のメンタルヘルスについて、「いのちの電話」の電話相談の事例もつかいながら、お話をしていただきます。

■日時  
・2010年11月24日(水)
【第1部】ワークショップ : 15時〜18時 (14時30分 開場)
【第2部】講演       : 19時〜21時 (18時30分 開場)

■会場
ココプラザ(大阪市立青少年センター) 
  (JR「新大阪」駅 東口から徒歩5分程度)

■講師
・長尾 文雄(ながお ふみお)氏
(元・関西いのちの電話 事務局長、大阪女学院大学非常勤講師)

■定員
・第1部(ワークショップ)...20名
・第2部(講演会)     ...50名
いずれも申込先着順 

■参加費
・第1部(ワークショップ)...8,000円
・第2部(講演会)     ...3,000円
*1部・2部とも参加の場合は、10,000円です。

■主催  
合同会社チーム経営(LLCチーム経営)

■お申込
・下記サイトの申込フォームから。または、ファックス、メールでお申込みください。
http://www.teamkeiei.com/modules/eguide/event.php?eid=212
  
■長尾 文雄氏の略歴
    
1940年生まれ。関西学院大学文学部卒。
関西学院大学職員、関西いのちの電話事務局長、聖マーガレット生涯教育研究所(SMILE)主任研究員等を経て、現在フリーランス
大阪女学院大学・短期大学非常勤講師、社団法人好善社理事、NPO法人ブレーンヒューマニティー理事、合同会社チーム経営パートナーなどを兼務。
ラボラトリー・トレーニングを基本に、ファシリテーター養成、青少年指導者養成、傾聴ボランティア養成などの教育実践活動、援助専門職養成およびスーパービジョンをおこなっている。