昨日は、この1年間支援してきたある会社の製造部改善会議の最終回でした。

 この会社ではコスト削減とリードタイム削減のために、改善活動で1人80万秒、製造部全体で1900万秒の削減を目指されました。私などからみるととてつもない数字に見えたものです。

 製造部の部長、課長と職長4名の6名をコアメンバーとした「改善会議」を立ち上げ、改善活動の運営方法、改善シートの出し方、評価の仕方、秒数の計算方法にたるまで1から話し合い、開発していきました。

 私もそれまで、どちらかといえばトップダウンで運営されてい部署で、「コンセンサス」によってボトムアップの力を引き出すお手伝いをしました。そしてPDCAのPを自分たちでたて、自分たちで会議の場でチェックする仕組み作りを支援しました。

 結果は、ほぼ目標を達成できるとことまで来ていて、新聞にも掲載されニュースになるほどの成果を収められました。

 私としてはこの職長クラスのメンバーが自分たちで問題を解決できる力、コンセンサスをとれるようになったことが何よりもうれしいです。