いま、半年に一回の個人のミッションステートメントの書き換えをしています。

 その際、もう一度コビーの7つの習慣を読み返しました。今回は要点をまとめましたので、ご参考までに。

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣」スティーブン・R・コヴィーの教え

インサイドアウト 
@人格主義(原則主義)による成功の追求
@まいたものしか刈り取れない
@表面的成功(社会的評価)と真の成功の違い
@個性主義(てっとり早い表面的成功の方法)と原則主義
@私的成功が公的成功に先立つ
@「あなた」のせいパラダイム→「私」パラダイム→「私たち」パラダイム
@アウトサイドイン 外のせいにする方法はうまくいかない
@人格は繰り返す行動の総計
@習慣=知識+スキル+やる気

・見方が違えば世界が変わる
@老婆と若い女 パラダイム(枠組み)

・ガチョウと黄金の卵
@目標達成(P)と目標達成能力(PC)のバランスが重要
@Pだけ求めるとPCが死ぬ
@PCだけ求めてもダメ

・変化の扉
@内側からしか開けられない

・第一の原則 主体性を発揮する 自己責任の原則
@問題は自分の外にあると考えるなら、その考えこそ問題である
@主体性の原則=刺激に対する反応には選択の自由がある
@選択の自由=自覚、想像力、良心(正しい原則を知る)、自由意志
@自分の人生に対する責任を放棄=反応的に
@レスポンシビリティー=反応を選択する能力
@率先力=状況に左右されず、状況に作用を及ぼす
@関心の輪=自分が関心を持っている事柄
@影響の輪=自分がコントロールできること、影響を与えられること
@主体的な人=努力と時間を影響の輪に集中させ事柄に働きかける。反応的な人は他者の欠点、環境などのせいにする
@直接に影響できる問題、間接に影響できる問題、まったく影響できない問題を見抜く
・第2の原則 目的を持ってはじめる〜自己リーダーシップの原則
@すべてのものは2度作られる 知的な創造→物理的な創造
@意図を持って知的な創造に影響を与える=私は創造者
@リーダーシップ=ビジョン、目的地、コンパス(原則)を作ること
@自覚、想像力、良心が自己リーダーシップを生む
 =他人から与えられた脚本を主体的に書き直す サダト大統領
@個人的ミッションステートメントを作る
@自分の影響の輪の中心=パラダイムを見つめ、原則を生活の中心におく
 =家族、自己中心ではそれは揺らぐ

・第3の原則〜重要事項を優先する〜自己管理の原則〜
@意思決定の力=決定し行動する
@緊急ではないが、重要なものを大事にし、時間を使う
@きちんとノーを言う

・権限委譲のために
@次の5つを明確にする
?具体的な望む結果(方法ではない、行動は自由)
?ガイドライン 守るべきルール、過去の失敗例
?使える資源
?責任に対する報告 いつ、誰が評価するか
?履行の結果
@自分が自分のボスとなり、結果に対する決意と良心で管理される
=効果的なマネジメントのカギは内的なもの

・相互依存のパラダイム
@信頼残高という名の財産
?相手を理解する
?小さなことを大切にする
?約束を守る
?期待を明確にする
?誠実さを示す
?誠意を持って謝る
@見返りを求めず、無条件の愛で預け入れをする=相手の成長の促進
=不特定多数の多くの人より、一人との関係を修復する
@Pの問題はPCの機会=PC(信頼関係)を改善してPをあげる

・第4の原則〜Win−Winを考える 人間関係におけるリーダーシップの原則
@Win−Win No Deal という選択肢を持つ
@Win−Winを支える柱
?人格=基礎 誠実・廉潔、成熟(勇気と思いやり)、豊かさマインド
?関係=信頼残高
?合意=パートナーシップ協定
・具体的な望む結果(方法ではない、行動は自由)
ガイドライン 守るべきルール、過去の失敗例
・使える資源
・責任に対する報告 いつ、誰が評価するか、評価基準
・履行の結果
?システム 評価、褒賞などのシステム
?プロセス
 ・問題を相手の立場から見る。相手と同じくらい相手のニーズ、心配、関心事を表現
 ・対処すべき課題と関心事(立場でなく)を明確にする
 ・完全に納得できる解決には、どういう結果を確保すべきかを明確にする
 ・その結果を確保するための新しい案、選択肢を打ち出す

・第5の原則〜理解してから理解される=感情移入のコミュニケーションの原則
@人に影響を与えるカギ=人に影響されること=あなたの本質を理解しそれに影響される
=自分の影響が与えられる領域
@真に聴くこと=相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、相手が見ている世界を見ること、パラダイムを理解し気持ちを感じること
@自叙伝的聴き方=答えること、操ること、コントロールすることが動機
 ・評価する
 ・探る(自分の視点から質問する)
 ・助言する
 ・解釈する
@処方する前に診断(理解)する
@エトス(誠実さと能力への信頼)、パトス(感情移入)、ロゴス(プレゼンの論理展開)

・第6の原則 相乗効果を発揮する〜創造的協力の原則
@問題解決における高い相乗効果〜これまでの原則の結果
@相乗効果=相違点に価値を置き、それを尊重し、強みをのばし、弱さを補完する
=次世代のための新しい脚本になるべき
@強い不安感=どこに行きつくか分からない、カオスのかなた
@コミュニケーションのレベル
                  信頼     協力
 ・防衛的(Win−Lose)   低い     低い
 ・尊敬的(妥協的)        中      中
 ・相乗効果的(Win−Win)  高い     高い
@相互依存的状況に気づかず問題解決
=相手を責める、対立、ライバルと争う、自分の立場を守る、政治的ゲーム
=ブレーキを踏んだまま、アクセルを吹かすようなもの
→抑止力をはずす必要―場の理論
@相互依存状態にありながら、依存状態にとどまることが原因。安定性や自尊心に欠ける場合、パラダイム転換を起こす内的チカラがない=現実を全部自分のパラダイムに当てはめようとする
@人間関係で相乗効果を発揮するカギ=自分の中の相乗効果を発揮=最初の3つの習慣での自分自身の一体化
@相違点を尊ぶカギ
=すべての人は世界をありのままに見ているのではない。自分のあるがままをみている。
=自分のものの見方の限界を知る
@2人の人が同じ意見を持つとしたら1人はいらない

・第7の原則〜刃を研ぐ〜バランスのとれた自己再生の原則=第7
@肉体 持久力、柔軟性、強さ
@精神 第2の習慣と関係。=自分の核、中心、価値観に対して決意する
@知性 真剣な読書、新しい分野の探究、テレビの賢い使い方
→毎日の私的成功、第1〜第3の習慣と関係。時間は必要
@社会・情緒=第4〜第6の習慣と関係。毎日の関係で実行。
@私がどう相手を見るか=相手はそのように成長していく。=内面のありうる姿を見出す