教育と学び

Tグループを中心としたラボラトリートレーニングはよく研究が少ないと言われています。

確かに論文を検索してみると、60年代の草創期から10数年間にまとまって生み出された後、十分な数の論文がありません。論文の数が多いのはちょうどTグループの流行期にあたり、この研究で研究者になれた時期にあたります。論文の数が少ないのはこれだけが…

長岡の看護学校で先生たちと話していたのですが、いま看護教育の現場では、試験に受かるための「標準に無理にでも近づけるかかわり」と「その人らしい自由な成長を促すかかわり」の間で葛藤が起きているそうです。

試験に受かるためにある一定の標準に達する必要があることは明らかですが、しかし標準に達するための指導ばかりが行われるとその人らしく成長していく機会を奪うこともでてきます。私は先生には、両方の視点が求められると思います。前者を自明と考える先生…