今エリクソンの「老年期」を読んでいます。

老年期―生き生きしたかかわりあい

老年期―生き生きしたかかわりあい

今年は4月くらいからエリク・エリクソンを読み始めました。ライフサイクルやアイデンティティに関するさまざまな彼の考えをおってきましたが、この本は彼自身が80代になったときに書かれた、人生の最後の時期の「生き方」に関する本です。

彼がまだ若い時に始めた研究の際に、対象となった若い親たちが年を取り、老人となったのを詳細なインタビューで調査しています。

この年代になった時、老人が死に直面しつつ、これまでの自分の生き方を改めて再吟味し、残された時間に向かう様子が克明に記録されており、私自身、こうした時期に向かう準備を今からしておかねばならないと強く感じています。