昨日は、ほっとステップcafeの2日目でした。

http://hot-step.com/

 私はある若い参加者と同じグループでしたが、多くのことに気づかされました。

1、今の若い人には、

・組織のごまかし(募集時と仕事内容の差があるなど)や上司のかかわり方の不誠実さ(自分の感情に任せ人格否定的にかかわってくる)などにとても敏感な方がおられる。

・また自分自身に対する誠実さ(自分が仕事において、大切にしたいことを大事にしたい想い)やそれを可能にしてくれる組織を見つけたい強い想いがある

・一方やはり組織の論理(例えば社長を怒らせると首をきられる)を恐れ、自分の感じていること、思っていることを出せないことも多い。
(自分として真剣にかかわることへのためらいやスキル不足)

2、上のような悩みを持ちつつ、この場に来ることで

・おじさん、おばさん達が、気にかけてくれ、話を聞いてくれ、それぞれが自分の見方を話してくれる

・その中で、「ああ、おじさん、おばさんも苦しんでるんだ。自分ひとりじゃない」と思える

・例えば上司も承認が欲しいなどあたり前だけど気づかない角度から問題をとらえなおせる

 効果があるように思えます。

 こうした対象者(顧客)像を意識して、場の持ち方を考えていけるといいなと感じています。

ほっとステップcafe

「自分も社会も生かす会社・組織とのつきあい方とは?」をテーマにカフェのようにくつろいだ雰囲気の中で気軽に楽しみながら、グループワークを通じて、感じたことや思ったことを、互いにシェアし、対話することで、自分らしく職場の人たちと関わるヒントを見つける場を提供していきたいと思っています。

名前の由来

ほっと (癒し) : 組織でのプレッシャーから離れて自分らしさを取り戻す
ステップ (学び) : 自分らしく関わり成長する
Café(対話の場) : カフェのような気軽でオープンな雰囲気の中で語り合う